三井物産、老舗ブランド「パパス」「MENS BIGI」など擁するアパレル大手ビギHDを完全子会社化

■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す

 三井物産は6月3日、アパレルブランド「パパス」「MENS BIGI」などを展開するビギホールディングス(ビギHD)の完全子会社化を発表した。この買収により、三井物産はビギHDの持つ創造力、販路基盤に、自社の業界横断的な連携力や経営・DXのノウハウを掛け合わせ、ライフスタイル事業者として更なる成長を目指していく。

 ビギHDは1970年の創業以来、約50年間にわたり、アパレル事業を中心に多様なブランドを世に送り出し、日本全国で約550店舗を展開してきた。近年、個人の個性やライフスタイルが尊重される時代において、ビギHDの強みと三井物産の総合力を融合することで、人々のより豊かで輝く暮らしの実現に貢献していく予定。

 中期経営計画2026において「Wellness Ecosystem Creation」を攻め筋と定める三井物産は、今回の完全子会社化を通じ、アジアを中心としたグローバル市場におけるファッションをはじめとするライフスタイル事業を通じて、ウェルビーイングの向上を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る