神鋼商事グループの「蘇州神商」が太陽光発電を本格稼働、所内で使用するほぼ全ての電力をまかなう

■社員の通勤EV車にも対応、充電スタンドの電源も太陽光で

 神鋼商事<8075>(東証プライム)のグループ会社、アルミ圧延材のスリット・シャーリング加工及び販売を行う蘇州神商金属有限公司(以下、蘇州神商)が、2022年9月から太陽光パネルによる発電を本格的に開始している。

 約1000枚のパネルを工場屋根に敷設し、所内で使用するほぼ全ての電力を太陽光パネルによる再生可能エネルギーによってまかなうことが可能となった。随時供給電力状況をモニタリングし、リアルタイムで自家発電の状況、日当たり、月間発電量等を把握することができるようになり、同社グループの掲げるサステナビリティ経営に則した取り組みを行っている。

 その他にも、雨天や夜間などは開発区供電局の電気を利用するが、最先端のパワーコントローラーによって、自家発電利用時と一般電力をスムーズに切替することができ、設備稼働に支障が出ない様工夫がなされている。また、置き換えが進む自動車電動化により、社員の通勤車両のEV化へも対応できる充電スタンドを設置し、その電源にも太陽光発電システムが利用されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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