イシンが再びストップ高、自治体向けサービス拡大など好感され上場後の低迷相場が一変の期待

■円高やNY株乱高下の影響が相対的に小さく退避的な買いも

 イシン<143A>(東証グロース)は9月5日、急反発となって再びストップ高の1551円(300円高、24%高)に達し、後場は買い気配のまま約5か月ぶりの1500円台に進んでいる。2日付で、自治体向けBtoGマーケティングサービスがスキマバイト情報のタイミー<215A>(東証グロース)に採用されたと発表したことなどが買い材料視されており、2日、3日は連日ストップ高。4日は反落したが、ひと呼吸入れて再びストップ高となった。

 円高やNY株乱高下の影響が相対的に小さい業態のため、株式市場に常に滞留して素早い投資を行う資金が退避的に流入して北との見方が出ている。2024年3月の株式上場後、直近まで低迷相場が続いていたが、直近の急伸によって場味(ばあじ)が一変したとの見方もあり、テクニカル的な妙味も出てきたようだ。初値は2234円、高値は2785円(3月28日)。自律反騰とみても、まずは2000円台の回復が見込めると期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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