IDOMが急伸、売上高の増額修正と期末配当予想の修正など好感

■中古車流通の「ガリバー」、台数・粗利など好調に推移

 IDOM<7599>(東証プライム)は10月16日、急伸して大きく出直る相場隣、取引開始後に16%高の1243円(167円高)まで上げ、約3か月ぶりに1200円台を回復、午前10時には東証プライム銘柄の値上がり率2位につけている。中古車流通の「ガリバー」運営などを行い、15日の15時に通期業績予想(売上高)の修正と配当予想の修正を発表。好感買いが先行している。各利益の予想は据え置いたが上ぶれ期待が出ている。

 今期・2025年2月期は、販売単価の上昇に加え「卸売台数」及び「卸売台あたり粗利」が想定よりも増加しているとし、2月通期の単体ベースの売上高の予想を従来予想比11.3%引き上げ、連結ベースの売上高の予想は同9.5%引き上げた。利益予想は採用増にともなう人件費の増加が継続するとして据え置いた。また、2月期末配当の予想は1株あたり従来予想比64銭増の21円25銭の予定(前期比1円47銭の増配)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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