And Doホールディングスのフィナンシャルドゥがリバースモーゲージ保証事業で信用組合愛知商銀と提携

■老後資金への不安を背景にシニア層に向けた金融商品ニーズが旺盛

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)と連結子会社の株式会社フィナンシャルドゥ(京都府京都市)は、10月31日午前、信用組合愛知商銀(本店:愛知県名古屋市)、と提携し、同信用組合が12月2日(予定)より提供を開始する「リバースモーゲージ:リバモ」に対する不動産担保評価および債務保証を行うと発表した。

 31日の株価は1050円(7円高)まで上げたあとも堅調に売買され4日続伸基調となっている。

■全国708店舗の不動産販売網を持つ強みを活かし保証を行う

 現在、シニア層のお金に対する問題解決の手段として、リバースモーゲージが注目を集めている。その中でも、同社グループが提供するリバースモーゲージ保証は資金使途の制限が少なく、持ち家のリフォーム資金だけでなく生活資金にも対応しており、より幅広いお客さまにご利用いただくことが可能となっている。

 同組合は、お客様からお預かりした大切な資金(預金積金)をもとに、地元で資金を必要としているお客様へご融資し、円滑な資金供給を行うことで、お客様の健全なご発展と地域社会の活性化に資するべく取り組んでいる。また、地域社会の一員として、地元の住民の皆様との強い絆とネットワークを形成し、地域経済の持続的発展に努めており、より幅広くお客様のニーズにお応えできるよう融資商品の充実に努めている中で、現行ではカバーしきれないニーズに対する融資商品の検討を模索してきたが、このたび、フィナンシャルドゥとの提携によって資金使途が自由なリバースモーゲージを提供することになった。

 保証会社として同組合と提携するフィナンシャルドゥは、不動産売買のノウハウと全国708店舗(2024年9月末現在)の不動産販売網を持つグループの強みを活かし、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、リバースモーゲージを同組合と共に推進し社会に貢献していく。

 今後も、And Doホールディングスグループは多くの金融機関との提携を実現させることで、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、ニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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