新NISA元年を振り返る:投資上級者の9割が買付志向、2025年も継続か

■2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望

 大和証券グループ本社<8601>(東証プライム)傘下で日本で唯一のETF専門資産運用会社であるGlobalXJapanは、全国の投資初心者から上級者の男女331名を対象に、2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望に関する調査(2024年12月2〜4日調査実施)を行った。

■新NISA効果で投資意欲高まるも、初心者と上級者の間で差

 2024年は新NISA制度のスタートにより、多くの投資家が資産運用を積極的に行った1年であった。同調査では全国の投資家331名を対象に、今年の投資結果を自己評価してもらったところ、投資経験に応じた行動の違いが鮮明に表れた。特に、投資上級者の9割以上が「買付志向」を持つ一方、初心者の多くは中間的な評価を下した。夏の市場暴落にもかかわらず、堅調な運用姿勢が示され、投資行動の多様性が確認された。

 自己採点の結果、投資中・上級者は保有商品の評価額上昇を高く評価し、60点から80点未満を選択した人が最多であった。一方、初心者は積み立て投資を実行できた点を評価し、40点から60点未満が最多となった。低評価の理由には「投資判断が悪かった」との回答が共通して挙げられ、経験による差が評価基準に反映される結果となった。

■高配当と半導体が主流、来年の市場展望は?

 2024年に保有された投資商品のテーマでは、「高配当」と「半導体」が特に人気であった。一方で、投資初心者の45%が「テーマ投資はしていない」と回答し、ステップアップの余地が残ることが示された。好調だった商品として、上級者は「日本株式」を選択する傾向が強く、初心者・中級者は「投資信託」を挙げた。テーマ型投資商品の普及が、今後の市場成長の鍵となるだろう。

 来年も引き続き買付志向が強い傾向が予測される。投資上級者の約8割、中級者の約6割、初心者の約5割が買付を優先すると回答している。一方で、初心者の約3割弱が「何も考えていない」と回答しており、投資初心者への支援と教育の重要性が浮き彫りとなった。GlobalXJapanでは、幅広いETF商品を提供し、初心者から上級者までの多様なニーズに応える戦略を進めている。

以上、2024年の投資動向と2025年の展望をまとめた結果、多様な投資経験者が新たな挑戦に向けて動き出している様子がうかがえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る