東京臨海副都心で自動運転移動サービス開始、MONETが無料送迎を提供

■専用アプリで予約可能、国際展示場駅など4拠点を結ぶ

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)とトヨタ自動車<7203>(東証プライム)などの共同出資会社であるMONET Technologiesは、1月22日から東京臨海副都心において、自動運転技術を活用した移動サービスの提供を開始すると発表。同サービスは3月中旬までの期間限定で、一般利用者を対象に無料で提供される。

 運行に使用される車両は、トヨタのミニバン「シエナ」をベースに改造された2台で、運転の自動化レベル2を採用している。MONETは2024年10月から試験走行を重ね、安全性の確認を進めてきた。利用者は専用アプリ「MONET」を通じて予約が可能で、乗車希望日の7日前から予約を受け付け、乗車時刻の30分前までに予約を完了する必要がある。

 運行ルートは、国際展示場駅、東京テレポート駅、東京ビッグサイト、シティサーキット東京ベイの4カ所を結ぶ12ルートを設定している。運行時間は平日の午前10時から午後4時までで、1台あたりの乗車定員は運転手を除いて5人である。MONETは本サービスを通じて、地域の移動利便性向上と自動運転MaaSの社会実装を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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