フジ・メディアHDが12%高、米投資ファンドへの期待など言われ「休養一日」で再び高値更新

■「理外の理の相場」「相場は相場に聞け」といった声も

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は2月3日、再び一段高となり、午前11時には12%高の2463.0円(272.0円高)まで上げて2取引日ぶりに高値を更新している。30日に業績予想の大幅な下方修正を発表し、翌日の株価は6日ぶりに反落。しかし「休養一日」で反発し一段高となった。株式市場関係者からは「理外の理の相場」「相場は相場に聞け」といった声が出ている。

 買い要因としては、元タレント・中居正広さんを巡る件に端を発したスポンサーからの広告差し止めがこれ以上増える可能性は低いといった見方や、米国系投資ファンドのダルトン・インベストメンツがフジ・メディアHDの株式を約7%を保有して改革を度を要請する書簡を送ったと伝えられる中で、同投資ファンドの次の一手に期待が少なくないこと、などがあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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