
■25年3月期の期末配当は従来予想比20円増の60円の予定に
AOKIホールディングス<8214>(東証プライム)は5月2日、急伸相場となり、取引会以後に12%高の1415円(151円高)まで上げた後も1400円台で売買され、一気に2018年以来の1400円台に進んでいる。1日午後に2025年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。同期末配当予想は従来予想に20円上積みして60円の予定とした。
25年3月期は、ファッション事業で「フレッシャーズ」が堅調に推移し、エンターテイメント事業では、第4四半期のシステム障害による客数の減少があったが、アニヴェルセル・ブライダル事業とともに概ね予定どおり推移した。連結売上高は24年11月に開示した前回予想を0.4%上回る見込みになり、営業利益は同4.0%上回る見込みになった。加えて、投資有価証券の売却等による特別利益の増加、繰延税金資産の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.4%上回る見込みになった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)