ニチモウ、日本無線と洋上風力発電の事業におけるパートナーシップ協定を締結、漁業のデジタル化加速

■ICT活用し持続可能な漁業モデルを構築

 ニチモウ<8091>(東証プライム)と日本無線は2月19日、洋上風力発電における地域振興と漁業協調を目的としたスマートDX漁業システムの開発でパートナーシップ協定を締結したと発表。両社は、JRCの海洋ソリューション技術と、ニチモウの水産業における豊富な実績を組み合わせ、漁業の生産性向上と地域経済の発展を目指していく。

 世界的な脱炭素化とエネルギー確保の潮流の中、日本でも注目を集める洋上風力発電だが、漁業との共生が重要な課題となっている。両社は、ICT技術を活用した漁場データの収集や、地域特性に応じた振興策の立案など、漁業の持続可能性向上に取り組む。

 この協業により、JRCの船舶搭載機器や海域監視システムと、ニチモウの漁具資材における技術・ノウハウを融合し、新たな漁業者向けソリューションを創出する。なお、2025年2月19日から開催のWIND EXPO【春】にて、両社の連携による具体的なソリューションを紹介する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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