チェンジホールディングスの子会社ビーキャップ、「AI WORK ENGINE」の提供を開始

■データ分析から施策実行まで、一気通貫で生産性向上を実現

 チェンジホールディングス<3962>(東証プライム)は3月19日、同社の子会ビーキャップは、ワークプレイスの行動データと企業の基本データをAIが分析し、課題の抽出・最適な施策の提案・実行を支援する新サービス「AI WORK ENGINE」の提供を開始したと発表。同サービスは、企業が抱えるワークプレイス環境改善の課題を迅速に解決し、生産性向上と従業員コミュニケーションの強化を目的とする。ハイブリッドワークの普及に伴い、適切な出社管理やオフィス環境の最適化が求められる中、多くの企業がデータ分析の負担増や施策実行の遅延といった課題に直面している。

 「AI WORK ENGINE」は、これらの課題を解決するために、「データ分析」×「AIによる施策提案」×「監修者による実行支援」を組み合わせた新しいソリューションを提供する。具体的には、AIがワークプレイスの稼働データや従業員の行動データを分析し、データ駆動型の課題抽出と施策立案を行う。また、オフィス構築・運用実績が豊富な専門家による対面フォローや、カスタマーサクセスチームによる実施スケジュールの管理、施策の浸透状況の可視化など、施策の実行と継続的な改善を支援する。さらに、企業の業務フローを大きく変更せずに導入できるユーザーフレンドリーな導入プロセスも特長とする。

 松岡総合研究所の代表取締役である松岡利昌氏は、「AI WORK ENGINE」のサービス開始に対し、データとAIの力でオフィス運用を最適化する、これからの時代に不可欠なサービスだと評価した。特に、人材不足が深刻化する現代において、オフィスに限らず、病院・工場・学校・商業施設など、多様なワークプレイスでの活用に期待を示した。同氏は、「働き方の最適化」が全ての企業にとって喫緊の課題であるとし、「AI WORK ENGINE」の導入により、より少ないリソースで最大の生産性を実現できるだろうと述べている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る