【株式市場】前場の日経平均は253円高、NYダウ8日続伸や円安進行など好感

◆日経平均は3万6705円53銭(253円23銭高)、TOPIXは2683.61ポイント(4.17ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億5542万株

 5月2日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの8日続伸、円安などが好感され、日経平均は7日続伸基調となった。184円高で始まり、午前10時前に524円高(3万6976円)まで上げ、前引けも253円高だった。トヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株が高く、昨日急落した商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株も反発。また、中国が米国との関税協議に柔軟姿勢と伝えられ、ファナック<6954>(東証プライム)などの中国景気敏感株もしっかり。

 任天堂<7974>(東証プライム)が7日続伸基調となり新ゲーム機の予約好調などで上場来の高値を連日更新。AOKIホールディングス<8214>(東証プライム)やベネフィットジャパン<3934>(東証プライム)は業績・配当予想の増額修正を受けて急伸。ピアラ<7044>(東証スタンダード)も急伸し新サービス開始と業務提携など好感。カウリス<153A>(東証グロース)は証券口座「乗っ取り」対策やマネーロンダリング防止関連株とされ2日連続ストップ高。いつも<7694>(東証グロース)は買い気配のまま値がつかずストップ高となりTikTokなどSNS上の動画・ライブ配信を活用した新サービスなど連日好感。

 東証プライム市場の出来高概算は9億5542万株、売買代金は2兆3366億円。東証プライム1635銘柄のうち、値上がり銘柄数は488銘柄、値下がりは1085銘柄。

 東証33業種別指数は18業種が値上がりし、その他製品、医薬品、輸送用機器、精密機器、海運、化学、ゴム製品、石油石炭、情報通信、鉱業、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る