東邦亜鉛が一段と出直る、レアメタルのビスマス急騰とされ注目強まる

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■中国が輸出停止、ただ「鉛の製錬過程で副産物として採れる」とされ脚光

 東邦亜鉛<5707>(東証プライム)は5月9日、12%高の625円(65円高)まで上げた後も強い値動きを続け、一段と出直る相場になっている。今朝の日本経済新聞が「ビスマス急騰、3カ月で7倍、レアメタル、中国の輸出停止響く」と伝えた中で、「ビスマスを生産している東邦亜鉛」と同社が引き合いに出されており、買い材料視されている。

 報道によると、ビスマスは、「最大の生産国である中国がトランプ米政権による追加関税に対する報復の一環で輸出規制を発動。中国からの未加工品の輸出量はゼロとなり、需給が引き締まっている」という。産地は中国に偏在。ただ、「鉛の製錬過程で副産物として採れる」「24年の世界のビスマス生産量のうち日本は3%を占める」とされ、同社への注目が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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