ジェイエスエスは今期売上高9.7%増など見込む、スイミングスクールでベビーからシニアまで健康促進に取り組む

(決算速報)

■『水中ウォーキングプログラム』深化、『水中バイクプログラム』拡大

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)の2025年3月期・連結決算は、、「連結」作成初年度のため前期比較の増減率は出せないが、売上高は83億81百万円、営業利益は2億52百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億92百万円だった。

 スイミングスクール「JSS」を運営する業界大手で、ベビーからシニアまで幅広い層の健康促進に取り組む。この期は、24年5月に株式会社ワカヤマアスレティックス(和歌山県)を連結子会社化した。選手強化面では、25年3月の第100回日本選手権水泳競技大会で、難波実夢選手(JSS)が200m自由形で3位、400m自由形で2位、800m自由形で5位。由良柾貴選手(JSS東京)が50m背泳ぎで優勝、100m背泳ぎで3位となった。

 今後の見通しとして、M&A戦略を強化し、更なるエリア展開に注力する。成人集客では、『水中ウォーキングプログラム』の深化、『水中バイクプログラム』の直営事業所への展開や、水中バイク以外のプール対応型マシンの製品化を進める事により大人への訴求力強化に努めていく。26年3月期の通期連結業績予想は、売上高91億92百万円(前期比9.7%増)、営業利益5億56百万円(同120.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億55百万円(同84.8%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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