アイフリークモバイルは今期、営業損失残るが利益構造の最適化を推進し事業成長をめざす

(決算速報)

■コンテンツ事業では知育アプリの施策に注力

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)が5月15日午後に発表した2025年3月期の決算短信は、期中に経営の合理化政策の一環として子会社だった株式会社アイフリークスマイルズ、株式会社I-FREEKGAMESを吸収合併したため非連結決算となり、売上高は20億4百万円(前期比32.7%増加)、営業利益は61百万円の損失、純利益は1億10百万円の損失となった。

 今期・26年3月期は、コンテンツ事業では、利益構造の最適化を推進する点から広告宣伝費の削減を行うなど事業運営の効率化を図りつつ、既存知育アプリの施策に注力し、絵本制作、絵本レンタルのBtoB事業の運営、及び協業パートナー拡大によりかかるBtoB事業の販路の拡大を通じ、事業成長をめざす。

 DX事業では、社内のエンジニア教育制度の充実を通じて各専門領域の人材育成を進めながら、AI領域に特化した新規顧客開拓を行う予定。業績予想は、売上高を18億16百万円(前期比9.4%減、)とし、営業利益は60百万円の損失、純利益は63百万円の損失を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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