セブン‐イレブン、全国でおにぎり・寿司セール実施へ、最安100円から手軽にコメの美味しさを

■全国2万1740店舗でおにぎり大セール

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)グループのセブン‐イレブン・ジャパンは、2025年6月11日(水)から6月14日(土)までの4日間、全国2万1740店舗(2025年4月末現在)で「おにぎり・寿司スーパーセール」を実施すると発表した。昨今のコメ価格高騰とそれに伴うコメ離れへの懸念に対し、同社は「美味しいコメを、日々の中で手軽に味わっていただきたい」との強い思いから、主力商品である「手巻おにぎり」「こだわりおむすび」「寿司」など約40アイテムを特別価格で提供する。価格帯に応じて最大で半額近い割引が適用され、税抜170円までの商品は100円、171円から200円の商品は150円、201円から300円の商品は200円となる。消費者の家計を直接的に支援するとともに、日本の食文化の根幹であるコメの美味しさを再認識してもらうことを目指す。

 今回のセールは、単なる価格競争に留まらない。セブン‐イレブンは、おにぎりなどに使用するコメの品質に妥協せず、保管、精米、炊飯といった全ての工程で美味しさを最大限に引き出す工夫を重ねてきた。このこだわりこそが、高騰するコメ価格の中で消費者においしさを届けるためのセブン‐イレブンの真摯な姿勢を示すものだ。例えば、通常価格128円の「塩むすび」はセール価格100円、198円の「手巻おにぎり 炭火焼紅しゃけ」は150円、そして275円の「こだわりおむすび 黒毛和牛のすき焼き」は200円で提供される。これらの具体的な価格設定は、消費者が普段手に取りにくい高級おにぎりにも気軽に挑戦できる機会を提供する。食の安全と品質を確保しつつ、消費者への負担を軽減する今回の取り組みは、企業の社会的責任を果たす上で極めて重要な意味を持つ。

 セブン‐イレブンは今後も、日々の食シーンに寄り添う商品の開発に注力していく方針を示している。今回の「おにぎり・寿司スーパーセール」は、コメ価格高騰という逆境を、品質と価格の両面で消費者に寄り添う機会へと転換する戦略的な一手だ。このセールが、日本の食卓におけるコメの存在感を高め、コメ離れの流れに歯止めをかける起爆剤となるか、注目が集まる。消費者はこの機会に、セブン‐イレブンがこだわり抜いたおにぎりや寿司を、お得な価格で存分に味わえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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