
■トランプ関税の影響が相対的に小さい銘柄として勢い強まる中で業績も好調
良品計画<7453>(東証プライム)は6月4日、続伸一段高となり、後場寄り後に4%高の5869円(200円高)まで上げて株式分割を調整後の最高値を連日更新している。トランプ関税の影響が相対的に小さい銘柄として3月下旬から値上がりの勢いが強まっている中で、直近は6月3日に発表した月次動向(2025年5月の売上高前年比)の「全店及びオンラインストア」が前年同月比22.0%増加するなどの好調さが注目されている。
発表によると、25年5月の月次売上高前年同月比は、「既存店及びオンラインストア」が12.2%増加し、「全店及びオンラインストア」は22.0%増加した。既存店売上は16か月連続で前年実績を上回った。生活雑貨および食品が引き続き牽引するとともに、衣服・雑貨も前年実績を上回り、前年より土日祝日が1日多い影響を考慮しても既存店売り上げは2ケタの伸びとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)