
■大阪万博出展や音楽祭など多角的なブランド展開が奏功
カプコン<9697>(東証プライム)は、2022年6月発売の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の全世界販売本数が1000万本を突破したと発表した。2021年発売の本編『モンスターハンターライズ』の拡張コンテンツとして、新フィールドやモンスター、アクションを追加。無料アップデートと複数ハードへの展開が評価され、発売3年経過後も継続的にプレイされている。
大阪・関西万博への出展や「狩猟音楽祭」開催など、ゲーム外のブランド展開も推進。2025年2月発売の新作『モンスターハンターワイルズ』との連動価格施策が販売促進に寄与した。シリーズ累計は1億2000万本に達し、グローバルIPとしての地位を確固たるものにしている。
Nintendo SwitchやPCなど多様なプラットフォームで展開されており、15歳以上対象のハンティングアクションゲームとして現在も好評発売中だ。カプコンは今後もオリジナリティあるゲーム開発を通じて、ユーザーの期待に応えていく方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)