建設技術研究所、埼玉県で暑さ指数をリアルタイム「見える化」、IoTと気象データで熱中症リスクを可視化

■県内30か所のデータをSAI-PLATでリアルタイム発信

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は6月5日、埼玉県環境科学国際センターおよび渡辺製作所(本社:埼玉県さいたま市)と共同で、熱中症予防に資するリアルタイムの暑さ指数情報提供システムを構築したと発表。システムは、渡辺製作所と埼玉県が開発したIoT暑さ指数計からの観測データをもとに、同社が展開してきた水災害リスクマッピングシステム「RisKma」の技術を応用し、暑さ指数の即時可視化と情報発信を実現している。

 同システムでは、埼玉県内30か所に設置されたIoT暑さ指数計のデータを、「SAI-PLAT」を通じて県民にリアルタイムで提供している。また、気象庁の風向風速データと統合することで、暑さの分布やその変化を視覚的に把握できる仕様となっており、熱中症の発症リスクが高まるエリアや時間帯の特定を可能にした。これにより、具体的な予防行動が促される環境が整いつつある。

 今後も同社は、災害対策分野で培った知見を生かし、安全・安心な暮らしを支える情報インフラの整備を進める方針である。リアルタイムな暑さ情報の提供は、気候変動への適応や地域社会の健康管理において重要な手段となり、実効性ある熱中症対策の一翼を担うと考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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