
■未経験者の早期戦力化とベテランの商談深化を実現
ブイキューブ<3681>(東証プライム)は6月6日、同社が提供するマネジメント支援ソリューション「ManeAI」が、営業の属人化を課題としていたアークスリーに導入したと発表。導入の背景には、営業の「型」がなく、マネージャーの時間的制約やベテラン社員による育成体制の不在、新人営業のスキル定着の遅れなど、組織全体の成長を阻む複合的な問題があった。ManeAIはこうした課題を補うため、営業コミュニケーションの分析とフィードバックをAIで自動化し、短期間で営業力強化を支援している。
ManeAIは、商談データをもとにAIが自動で詳細なレポートとフィードバックを生成する仕組みで、アークスリーでは営業担当が日々の活動に活かしている。特に未経験者には、適切なトークの習得や疑問の解消が容易になり、成長スピードが加速。ベテラン社員にとっても、見落としがちなクロージング技術の見直しなど、営業スキルの深化につながっている。AIの分析精度と網羅性が営業現場に新たな価値をもたらし、全体の商談質向上に貢献している。
導入後は、従来1年半~2年を要していた新人の戦力化が1年弱に短縮されたほか、ベテランの商談成果も改善。マネージャーの指導負担も軽減され、組織全体に成長実感が浸透している。アークスリーからは、AIによる網羅的なフィードバックと提案が人材育成を支える「代替手段」として高く評価されている。ブイキューブは今後も、コミュニケーションDXを支えるソリューション提供を通じて、機会の不平等を解消する社会づくりを推進する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)