リボミック、希少疾患薬の研究助成金を獲得、製造販売承認取得へ向け国の支援を受ける
- 2025/7/25 07:36
- IR企業情報

■umedaptanib pegolが厚労省指定の希少疾病薬に
リボミック<4591>(東証グロース)は7月24日、同社の軟骨無形成症治療薬「umedaptanib pegol(国際一般名:RBM-007)」について、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が実施する令和7年度希少疾病用医薬品等試験研究助成事業に採択され、2,203万円の助成金交付が決定したと発表した。
対象疾患である軟骨無形成症は新生児2万5,000人に1人が罹患する希少疾患で、四肢短縮を伴う低身長症が特徴とされる。現在、有効な治療薬は限られており、新薬の開発が急がれている。同社の治療薬は第2相臨床試験で有望な身長伸展効果を示し、2025年5月30日には厚生労働省から希少疾病用医薬品に指定された。
同助成制度は、厚労大臣指定のオーファンドラッグに対し、製造販売承認申請に必要な試験費用の2分の1を上限に支援するもので、助成期間は最大3年間。今回の助成により、同社は薬事承認取得に向けた開発を一層推進する構えとしている。なお、2026年3月期の業績に与える影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)