マーチャント・バンカーズ、名古屋の収益物件を売却、売却益は約5400万円を見込む

マーチャント・バンカーズ

■10階建の共同住宅・事務所、8月中旬に引き渡し予定

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は7月24日、名古屋市中区に所在する共同住宅・事務所の販売用不動産を売却すると発表した。対象物件は鉄骨造陸屋根10階建で、契約締結は同日付、引き渡しは2025年8月中旬を予定している。売却先との守秘義務により、相手先や売却価格は非公表としているが、資本・人的・取引関係はいずれもないという。

 この物件は2015年8月に取得し、当初は賃貸収入を目的に長期保有していたが、2024年4月に売却による十分な利益が見込める見通しが立ち、販売用不動産へと区分変更された。売却益は約5400万円を見込んでおり、2025年10月期第4四半期の営業利益として計上される予定である。この収益はすでに業績予想に織り込まれている。

 同社は今後も安定収益の確保を図りつつ、保有物件の入れ替えを通じて、売却益の獲得を積極的に推進する方針を示している。収益用不動産の機動的な運用により、資産価値の最大化を図る構えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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