【ぐるなび調査】猛暑で冷やしメニューの需要拡大:冷やし中華とそうめんが人気首位に

■温30℃が喫食のスイッチ、気候変動で6割超に変化

 ぐるなび<2440>(東証プライム)は7月25日、“冷やしメニュー”に関する調査結果を発表した。調査は同社の会員1,300名を対象に7月上旬に実施され、「冷やし中華」が最も人気で、「そうめん・冷麦」が僅差で続いた。また、冷やしメニューを好む人は全体の約9割に達し、とりわけ30代女性では「好き」と答えた割合が4割を超えた。

 喫食頻度は「週1~2回」が最多で、週1回以上食べる人は6割弱にのぼった。前年と比べて「食べる回数が増えた」との回答も3割弱に達し、長引く猛暑による影響が浮き彫りとなった。冷やしメニューを選ぶ理由は「食欲が落ちたときでも食べられる」が最多で、次いで「暑い時に身体の中から冷やしたい」が挙げられた。気温30℃が喫食意欲の明確なスイッチとなっており、平均値も30.0℃であった。

 さらに、気候変動の影響で喫食時期や頻度に変化を感じると答えた人は6割超に達した。調査からは、猛暑が続く今年の夏は冷やしメニューの需要が一層高まるとみられ、家庭内にとどまらず、飲食店でも幅広いメニューを楽しむ動きが拡大する可能性があると読み取れる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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