電通総研、高齢者の体力測定AI「ディグスポーツ フレイモ」提供へ、転倒リスク可視化する新システム

■AIで運動提案、健康増進計画支援──着座姿勢で安全に測定

 電通国際情報サービス<4812>(東証プライム)は7月25日、高齢者の転倒リスクやフレイル状態をAIで可視化する体力測定システム「DigSports(ディグスポーツ) フレイモ」を、8月下旬から全国の自治体やスポーツ施設向けに提供開始すると発表した。柔軟性・筋力・バランス能力などを測定し、個人の体力に応じた運動提案を行う仕組みで、フレイル予防への主体的な取り組みを促す。同システムは国立健康・栄養研究所の監修を受け、スポーツDX領域の知見を活用して開発された。

 健康増進法に基づく各自治体の計画策定や、「健康日本21(第三次)」のビジョンを背景に、ICTの活用による実効性ある健康支援が求められている。電通総研は2019年からスポーツ適性判定AI「DigSports」を提供しており、オンライン型健康づくり支援や生成AIを活用した部活動支援の実績を重ねてきた。こうした取り組みの延長線上で、今般、高齢者向けの新システムが開発された。

 「DigSports フレイモ」は、専門知識が不要な操作性や着座姿勢での安全な測定、即時評価レポートの提供といった特徴を備える。特許取得済みの技術により、学習コストや運用負担を軽減しながら利用者の健康意識を高める構成となっている。なお同システムは、9月に大阪・関西万博「Sports Future Lab」への出展も予定されており、電通総研は今後もヘルスケア領域の支援体制を強化していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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