シュッピン、7月売上高403億円、カメラ・時計事業が伸び悩み

■主力カメラ事業に新製品なく売上鈍化、時計事業も低調維持

 シュッピン<3179>(東証プライム)は8月7日、2025年7月度の月次業績を公表した。主力のカメラ事業では、前年は新製品投入の効果で売上が伸長していたが、今年は新たな製品展開がなく、売上高は伸び悩んだ。加えて、時計事業も引き続き低調で推移したことが影響し、全体売上高およびEC売上高は前年同月比で減少した。

 7月の売上高は40億3100万円で、前年同月比78.9%となった。EC売上高は32億1100万円で同84.7%、いずれも前年を下回った。一方、Web会員数は74万7,018人となり、前月比4,432人の増加となった。会員基盤は着実に拡大を続けている。

 過去1年間の月次推移を見ると、売上高・EC売上高ともに2025年3月期中盤以降は前年を下回る月が続いており、26年3月期に入ってもその傾向が継続している。なお、これらの数値は速報値であり、今後修正される可能性がある。また、売上高は監査法人による監査を受けておらず、決算数値とは異なることもある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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