JCU、環境対応の新ブランド「JEOLUMIS」を始動、表面処理薬品で有害物質不使用を実現

■自動車部品向けに7製品を展開、環境負荷低減を推進

 JCU<4975>(東証プライム)は8月28日、環境負荷低減を目的とした表面処理薬品の新ブランド「JEOLUMIS(ジェオルミス)」を立ち上げたと発表した。自動車部品を中心とする装飾・機能分野の表面処理薬品に新ブランドを付与し、環境貢献を示す製品群として展開する。第1弾として、6価クロムやPFAS、鉛、カドミウムといった有害物質を使わない薬品や、パラジウム使用量を削減した省資源型薬品など、7つの工程を市場に投入する。同社は環境負荷低減と省資源化を軸にした製品開発を一層強化していく方針を示した。

 新ブランド「JEOLUMIS」は、環境や人体に有害な物質の低減・不使用、製品ライフサイクル向上による省資源化、CO2排出削減によるカーボンニュートラルへの貢献を意図する技術や製品を対象とする。名称は「GEO(地球)」と「LUMEN(光)」を組み合わせた造語で、地球の明るい未来を象徴する。投入する工程は、エッチング、触媒化、無電解ニッケルめっき、電解銅めっき、電解ニッケルめっき(開発中)、クロムめっき、化成処理の7種類であり、それぞれ有害物質の排除、省資源、省エネといった特徴を持つ。

 同社の装飾・機能分野向け薬品は売上全体の約20%を占めており、今回の新ブランド展開により、品質面での安定性や安全性を確保しつつ、環境負荷低減製品への切り替えを顧客に促す。自動車部品や水栓金具メーカーなどに向けて新たな付加価値を提供し、環境問題解決に貢献する。JCUは「独自の強みを最大限に活かし、環境や社会に貢献することで社会とともに成長し続けるグローバル企業」という2035年のビジョン実現に向け、事業展開を加速するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  2. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …
  3. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  4. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  5. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  6. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る