アイズ、rimadを子会社化、金融プラットフォームで事業拡大、シナジー効果に期待

■金融サービス分野のマッチング強化で中長期成長を狙う

 アイズ<5242>(東証グロース)は8月28日、rimadの全株式を取得し、子会社化することを発表した。アイズは「世の中を変革する台風の目になる」をビジョンに掲げ、業界を変革する複数のマッチングプラットフォーム事業を展開している。今回の取得対象であるrimadは、金融サービスの口コミや比較が可能なプラットフォームを運営しており、両社事業の連携による高いシナジーが期待されると判断された。これにより、アイズは中長期的な成長や企業価値向上の実現を目指す。

 取得対象のrimadは2024年6月に設立された新興企業で、本社を埼玉県さいたま市に置く。代表取締役は大野克也氏で、インターネットを活用した情報提供サービスを主な事業としている。直近の2025年5月期決算では、売上高4800万円、営業利益1100万円、当期純利益800万円、総資産3200万円、純資産900万円を計上している。これまでアイズとの資本・人的・取引関係はなく、株主は大野氏が100%を保有していた。

 今回の取引においてアイズはrimadの普通株式100株を取得し、議決権所有割合100%の完全子会社とする。取得価額は株式2億1300万円にアドバイザリー費用等1100万円を加えた計2億2400万円となる。取締役会決議と契約締結は8月28日に実施され、株式譲渡の実行日は9月1日を予定している。アイズは本取引の業績への影響について現在精査中であり、必要に応じて速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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