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サンマルクホールディングス、農事業参入で新会社「サンマルクファーム」設立、コメ・小麦生産強化へ
- 2025/9/12 08:14
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■国内外850店舗と連携し、安定的な販売基盤を確立
サンマルクホールディングス<3395>(東証プライム)は9月11日、農事業への参入を目的に新会社「株式会社サンマルクファーム」を設立したと発表した。新会社はコメや小麦などの農産物の生産・販売を手がけ、持続可能な食材調達や農業経営の安定化に寄与することを目指す。所在地は熊本県宇城市、資本金は1,000万円で、営業開始は2025年11月初旬を予定している。
国内農業はコメ価格の不安定化や農家の高齢化、労働力不足、小麦生産における品質管理の難しさなど多くの課題を抱えている。企業の農業参入も進む一方で、安定的な販売先の確保が難しく経営基盤が脆弱になりやすい現状がある。さらに、外食産業の規模拡大に伴い、持続可能な食材調達への懸念が高まっている。
サンマルクファームは、グループ内850店舗以上で生産物を消費することで販売先を安定化させるとともに、国内外への生産地発信を強化する方針だ。加えて、従業員に農作業を含む新たな働き方を提供し、労働力確保と職種多様化を進める。サンマルクグループは「最高のひととき」を提供する企業理念の下、食と農をつなぐ取り組みを通じて社会課題解決と持続可能な事業運営を追求していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)