
■12年の人気維持、90社出店と150種類以上の体験を提供
キッズスター<248A>(東証グロース)は9月17日、子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』とその海外版『Gokko World』の累計ダウンロード数が合計1,000万件を突破したと発表した。国内で800万件、海外で200万件に達し、2013年のサービス開始から12年を経てもなお人気を維持している。同社はファミリー向けデジタルコンテンツやイベント事業を展開しており、アプリは子どもが実在企業の仕事を“ごっこ遊び”として体験できる仕組みを特徴とする。
『ごっこランド』は開始当初4種類の職業体験から始まり、現在は90社以上がパビリオンを出店し、150種類を超えるゲームを提供している。レビュー数は20万件を超え、完全無料かつ広告非表示の安全性も高く評価されている。年間2億回以上プレイされ、難易度別ステージやデコレーションアイテムの獲得など、繰り返し遊びたくなる仕組みが導入されている点が支持を集める要因となっている。2025年には年間3億回のプレイ達成を目指している。
海外版『Gokko World』は2023年8月にベトナムで配信開始され、2025年8月時点で累計200万件を突破した。現地企業との協業や「ドラえもん」とのコラボ、イオンモールでのイベント施策が奏功し、アプリストアの教育関連ランキングでも上位に入った。今後はタイやインドネシアへの展開に加え英語版の配信も計画されており、同社は海外市場でのユーザー基盤拡大と企業誘致を加速する方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)