BlueMeme、情報技術開発と業務提携協議開始、ローコード・AI分野で協業へ
- 2025/9/24 07:50
- IR企業情報

■BlueMeme株21%取得、筆頭株主に浮上
BlueMeme<4069>(東証グロース)は9月22日、情報技術開発株式会社との間で業務提携契約締結に向けた協議を開始すると発表した。提携の目的は、ローコード事業の協業拡大とAIをはじめとする技術開発の強化である。同日開催の取締役会で覚書を決議しており、具体的な内容は今後協議を進める。契約締結は11月下旬、事業開始は12月上旬を予定する。
提携の背景には資本関係の変化がある。情報技術開発はBMトラストや松岡真功氏、モバイルクリエイト、川根金栄氏らから合計698,808株(議決権比率21.0%)を取得する予定で、これによりBlueMemeの主要株主である筆頭株主となる。売出価格は1株2,117円、総額は約147億円に達する。取引は市場外の相対取引によるもので、金融商品取引法上の「公開買付けに準ずる買集め行為」に該当する。
今回の株主異動により、従来筆頭株主であった三井情報は第2位に順位を下げ、BMトラストは第3位となる。情報技術開発はソフトウエア開発やITインフラサービスなどを手掛け、資本金は135億円(2025年3月末現在)。今後の業績への影響は精査中であり、必要に応じて速やかに開示するとしている。両社の提携はローコードとAI技術の事業拡大を軸にした新たな成長戦略として注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)