ホンダ、新基準原付に適合した「スーパーカブ110 Lite」発売、出力3.5kWに最適化

■「スーパーカブ」「クロスカブ」など3モデルを同時展開、6500台を計画

 ホンダ<7267>(東証プライム)は10月16日、原付一種に新たに追加された区分基準(新基準原付)に適合した「スーパーカブ110 Lite」「スーパーカブ110 プロ Lite」「クロスカブ110 Lite」を12月11日に発売すると発表した。新基準原付は、総排気量50cc超〜125cc以下で最高出力4.0kW以下の車両が原付免許で運転できる新制度で、ホンダはこの基準に合わせ、スーパーカブシリーズの110ccモデルを出力3.5kWに最適化した。年間販売計画はシリーズ合計6500台で、価格は34万1千円から40万1千5百円(税込)。

 新モデルは日常移動での扱いやすさと安心感を追求し、空冷・4ストローク・単気筒109cm³エンジンを搭載。従来の49cm³モデルより出力とトルクが向上し、スムーズな加速を実現した。前輪ディスクブレーキに前輪専用ABSを装備し、制動時の安定性を高めたほか、キャストホイールとチューブレスタイヤを標準装備することでメンテナンス性を強化した。メーターには速度警告灯やギアポジション表示、時計などの機能を備え、通勤・配送など幅広い用途に対応する実用性を重視している。

 カラーバリエーションは「スーパーカブ110 Lite」がタスマニアグリーンメタリックとバージンベージュの2色、「プロ Lite」がセイシェルナイトブルーの1色、「クロスカブ110 Lite」がマットアーマードグリーンメタリック、ハーベストベージュ、ボニーブルーの3色展開。いずれも新基準原付対応を示す専用ロゴを採用する。ホンダは50cc以下車両の生産終了を受け、原付免許で乗れる新型モデルの展開を強化。国内二輪市場の約4分の一を占める原付一種の領域を維持する方針であり、「スーパーカブ110 Lite」は10月29日開幕の「Japan Mobility Show 2025」にも出展される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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