エターナルホスピタリティグループ、フィリピンJTC社とフランチャイズ契約、東南アジア展開を加速
- 2025/10/26 20:57
- IR企業情報

■東南アジア成長市場を開拓、フィリピンでの店舗展開を正式決定
エターナルホスピタリティグループ<3193>(東証プライム)は10月24日、フィリピンのJTC Group of Companies(JTCグループ)と「焼鳥屋 鳥貴族」の展開に関するフランチャイズ契約を締結することを決議したと発表した。契約締結日は2025年11月を予定している。これは、同社が推進する「Global YAKITORI Family」構想の一環であり、日本発の焼鳥文化を世界に広める取り組みをさらに東南アジア市場へ拡大するものとなる。
同社はこれまで米国および東アジアで店舗展開を進めており、7月にはベトナムに現地子会社を設立していた。今回のフィリピン進出は、成長余地の大きい東南アジア市場における戦略的拠点形成を目的とする。JTCグループは1986年設立の企業で、リゾート開発、外食、ITなど多角的に事業を展開している。とくに外食フランチャイズ分野では多数の日系企業と協業実績を有し、現地ネットワークと運営ノウハウを備える点が評価された。
契約内容は、エターナルホスピタリティグループが保有する商標および運営ノウハウを活用し、フィリピン国内で「焼鳥屋 鳥貴族」を展開する権利をJTCグループに許諾するもの。売上高に応じたロイヤリティを設定し、店舗運営支援も提供する。契約の影響は2026年7月期の連結業績に軽微と見込まれているが、今後の東南アジア展開を支える重要な一歩となる見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)





















