トレンドマイクロ、NVIDIAとエージェンティックAIシステム向けのセキュリティを提供

ビジネス 万年筆 メモ

■BlueField統合でデータセンタの安全性を向上

 トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は11月10日、NVIDIA(エヌビディア)と連携し、エージェンティックAIシステム向けの新たなセキュリティソリューションを発表した。NVIDIA BlueFieldデータプロセッシングユニット(DPU)との統合により、データセンタ層でのリアルタイム防御を実現し、AIファクトリーの安全性とスケーラビリティを高める。同社の「Trend Vision One AI Factory EDR」は、BlueField上で稼働し、ネットワークとホスト情報を監視して脅威を検知。NVIDIAのハードウェア分離技術と連携し、マルチテナント環境におけるリスクを低減する。

 トレンドマイクロはこれに加え、AIアプリケーション層の防御も強化する。NVIDIA NeMoフレームワークの「NeMo Guardrails」と統合した「AIガード」は、プロンプトインジェクション、データ漏洩、脱獄など主要リスクを抑制するガードレールを自動的に制御。セキュリティ担当者はマイクロサービスとAPIを通じ、法人ポリシーに即した安全基準を容易に設定できる。テレメトリ情報によるリスクスコアリングや自動修復機能も備え、開発から運用まで一貫した保護体制を実現する。

 同社はこれらを通じ、コンテンツモデレーション・セキュリティ・プライバシーの三領域でAI安全性を高める方針を示した。連邦機関や高信頼性が求められる法人を対象に、NVIDIA AI Factory for Governmentリファレンスデザインにも参画し、エンドツーエンドのAIセキュリティ基盤を提供する。トレンドマイクロは、ゼロトラストとAIネイティブ防御の融合により、次世代AI社会における「安全な生産性向上」を支える新たな市場標準を打ち立てる考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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