- Home
- 新製品&新技術NOW, プレスリリース
- ソラコム、生成AI搭載「ソラカメAI」発表、現場主導で画像分析を自動化
ソラコム、生成AI搭載「ソラカメAI」発表、現場主導で画像分析を自動化
- 2025/11/11 12:37
- 新製品&新技術NOW, プレスリリース

■専門知識不要、ブラウザ操作で導入可能、映像確認業務をAIが支援
ソラコム<147A>(東証グロース)は11月11日、クラウドカメラサービス「ソラカメ」に生成AIを用いた画像分析機能「ソラカメAI」を追加し、先行提供を開始した。専門知識を必要とせず、日本語で指示を入力するだけでAIによる画像分析と結果通知を自動化できるのが特徴で、1台あたり月額550円(税込)で利用できる。製造、建設、物流、小売など、IT専任者が不在の現場でも導入可能な低コストAIツールとして位置づけられる。
「ソラカメAI」は、ソラカメで撮影した映像をもとに、車両台数のカウントや装置のランプ点灯確認、安全装具の着用検出などを生成AIが自動で判定し、メールで通知する仕組みである。分析対象カメラを選び、「赤ランプは点灯していますか」など平易な日本語で指示を入力すれば、その場で実行と確認が可能で、定期分析や動作検知時の分析など柔軟な設定にも対応する。従来必要だった専用ソフトやシステム構築を不要とし、現場主導でAI活用を進められる点が大きな特長となっている。
同機能の導入により、膨大な映像データを人が確認する負担を軽減し、異常検知や危険予兆を自動的に把握できる環境を整える。製造現場での計測器監視や小売店舗の混雑検知、駐車場の車両カウント、転倒検知など、幅広い応用が期待される。ソラコムは「ソラカメ」を通じて、現場業務の効率化とAI/IoTの普及を進め、社会全体のデジタル化を支援していく方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























