シャープ、生成AI対応冷蔵庫を国内初投入、スマホ相談で使い方まで自動提案

■雪下シャキット野菜室14日鮮度保持、AI活用で食材管理高度化

 シャープ<6753>(東証プライム)は1月15日、国内の家庭用冷蔵庫で初めて生成AIサービスに対応したプラズマクラスター冷蔵庫「FiT63シリーズ」6機種と、オートクローズ機構を備えた「どっちもドア」搭載モデル3機種を発売すると発表した。生成AIを活用した新たな家電体験を前面に打ち出し、冷蔵庫の使い方や食材管理を高度化する。

 最大の特徴は、生成AIサービス「COCORO HOME AI」への対応である。スマートフォンの「COCORO HOME」アプリからテキストで質問すると、取扱説明書や製品FAQを基にAIが自然な言葉で回答する。お手入れ方法や保存の工夫に加え、食材に応じた冷凍モードの提案まで行い、そのままアプリ上で冷蔵庫の設定変更が可能となる。生成AIと家電操作を直結させた点が特徴だ。

 保存機能では、独自の「雪下シャキット野菜室」を進化させた。最上位機種<SJ-MF61R>は高湿シールド構造を強化し、低温・高湿環境で野菜の水分量低下を抑制。当社従来機比2倍となる14日間の鮮度保持を実現した。他機種でも10日間の鮮度保持が可能とし、食材ロス削減への貢献を狙う。

 冷凍機能も拡充した。「快速冷凍」に加え、「パラパラ冷凍」「味しみ冷凍」を新搭載し、用途別に使い分けられる。さらに3サイズに対応する「トリプルメガアイス」やサイズミックス製氷など、日常使いの利便性を高めた。庫内レイアウトの柔軟化やオートクローズ機構、新色追加など、使い勝手とデザイン面も強化している。

 一方、「どっちもドア」搭載の新モデルは、左右どちらからも開閉できる独自機構にオートクローズ機能を組み合わせ、半ドア防止と省力化を実現した。生成AI対応モデルと合わせ、シャープはAIを軸にした冷蔵庫の知能化と付加価値向上を進め、次世代のスマートキッチン市場を開拓する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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