住友重機械、機械式駐車場事業をIHI運搬機械へ承継、ポートフォリオ改革で事業分割

■選択と集中の一環、2026年11月に吸収分割予定

 住友重機械工業<6302>(東証プライム)は1月26日、連結子会社の住友重機械搬送システム(SHI-MH)が手掛ける機械式駐車場事業を、会社分割の方式でIHI<7013>(東証プライム)の連結子会社IHI運搬機械に承継させるため、同日付で基本契約を締結したと発表した。中期経営計画2026で掲げるポートフォリオ改革の一環として、「選択と集中」を進め、成長性の高い事業領域へ経営資源を重点配分する狙いである。

 SHI-MHの機械式駐車場事業は1990年に開始し、独自技術のパズル式駐車場や先進的なサービスにより、都心のオフィスビルやマンション、商業施設を中心に多数の納入実績を積み上げてきた。一方、承継先のIHI運搬機械は、機械式駐車場分野のリーディングカンパニーとして高いエンジニアリング力を有しており、両社は対象事業の成長と従業員の将来性を踏まえ、吸収分割による事業承継が最適と判断した。

 吸収分割はSHI-MHを分割会社、IHI運搬機械を承継会社とする方式で、効力発生日は2026年11月1日を予定する。対象事業の2024年12月期売上高は70億9000万円で、資産・負債は効力発生日までの変動を反映して承継される見通しだ。本件が住友重機械工業の2026年12月期連結業績に与える影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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