Chordia Therapeutics、CLK阻害剤rogocekib第1相試験論文の最終版を公開

■奏効率42.9%と良好な安全性を確認、独立専門家の評価も掲載

 Chordia Therapeutics<190A>(東証グロース)は1月27日、同社が開発するCLK阻害剤「rogocekib(CTX-712)」を人に初めて投与した日本国内第1相臨床試験(血液がんパート)の最終結果をまとめた学術論文の最終版が公開されたと発表した。2025年10月に米学術誌「Blood Advances」で先行公開されていた論文について、図表を含む正式版が2026年1月13日に掲載された。

 同論文は、再発または難治性の血液がん患者を対象とした第1相試験結果を報告するもので、奏効率は42.9%とされ、全体として良好な安全性プロファイルが確認された。さらに、標的遺伝子におけるスプライシング変化が確認され、薬理作用と臨床効果の整合性が示唆されたほか、スプライシング因子変異(SRSF2、U2AF1)を有する患者群では奏効率75%と高い有効性が示された。

 あわせて、同誌には米国ダナ・ファーバーがん研究所の専門家による独立したコメント記事も掲載された。コメントでは、rogocekibが新規作用機序薬として有望である点や、米国で進行中の第1/2相試験、今後の新製剤や併用療法開発への期待が示されている。独立専門家の論評が付されたことは、研究成果が学術的に高く評価されたことを示すものといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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