ミネベアパワーデバイス、サンケン電気と民生・産業向けパワーモジュールで協業開始

■後工程生産を協力、2027年度量産へ原町工場に新ライン

 ミネベアミツミ<6479>(東証プライム)の連結子会社であるミネベアパワーデバイスは1月27日、サンケン電気<6707>(東証プライム)と民生品および産業品向けパワーモジュール事業で協業を開始すると発表した。対象はエアコンや洗濯機、冷蔵庫などに用いられるインテリジェントパワーモジュール(IPM)で、後工程生産の協業と共同製品開発に関する技術提携で合意した。

 脱炭素社会への関心の高まりを背景に、電力を高効率で変換するパワーモジュールの需要は世界的に拡大している。一方で市場競争は激化しており、開発期間の短縮や安定供給体制の構築、競争力あるソリューションの迅速な提供が課題となっている。今回の協業は、両社のリソースを相互に活用し、投資効率の最大化と需要変動リスクの低減、国際競争力の強化を図る狙いがある。

 第一段階として、後工程生産で協力体制を構築し、両社の生産拠点や設備を活用する。2027年度の量産開始を目標に、後工程生産ラインをミネベアパワーデバイス原町工場(福島県南相馬市)内に新設する計画だ。さらに、前工程チップ技術や後工程パッケージに関する知見を持ち寄り、開発期間を短縮しつつ、高品質でコスト競争力のある製品の共同開発を進め、民生・産業市場での供給体制強化を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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