伊藤園、キャッシュ・マネジメント・システムを2026年4月から順次導入、資金一元管理で財務ガバナンス強化

■グローバル展開を見据えた財務管理体制を高度化

 伊藤園<2593>(東証プライム)は1月27日、国内外グループ会社を対象にキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を2026年4月から順次導入すると発表した。従来は各グループ会社ごとに資金管理を行ってきたが、国内外の市場環境変化を踏まえ、グループ全体で資金を包括的に管理する体制へ移行する。

 CMS導入により、日本国内、米国、アジア諸国、豪州、欧州などに分散する資金を集約し、総資産の圧縮や資金の有効活用を可能とする。資金状況をリアルタイムで把握することで、効率的な資金管理体制の構築に加え、グループガバナンスの強化や地政学的リスクへの対応力向上を図る。

 同社の中期経営計画(2025年4月期~2029年4月期)ではグローバル展開が進展しており、財務ガバナンスの高度化が重要課題となっている。CMSを活用し、成長投資の機動性と財務健全性を両立させることで、持続的な企業価値向上と「世界のティーカンパニー」実現に向けた基盤強化を進める。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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