冨士ダイスが一時ストップ高、社員執筆のレアアース問題に挑む材料開発を「型技術2026年2月号」に掲載

■タングステン・コバルトを巡る資源制約と代替材料開発の背景

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は1月28日、同社社員が執筆した記事が専門誌「型技術 2026年2月号」(日刊工業新聞社)に掲載されたと発表した。掲載されたのは、技術開発本部材料開発部の佐藤僚太氏と和田光平氏による解説記事「環境対応に向けた新材料『サステロイ STN30』」で、同号の特集「モノづくりの進化を支える型材と今注目の成形材」の一編として収録されている。

 記事では、耐摩耗工具や金型材料として用いられてきた超硬合金について、レアメタルやレアアースに分類されるタングステンやコバルトの調達リスクが高まっている現状を踏まえ、同社が進めてきた代替材料開発の背景と成果を解説している。2023年に開発した「サステロイ ST60」の評価と課題を検証した上で、粉砕工具や混練工具向けに耐摩耗評価手法を見直し、レアアース依存の低減を意識しながら、軽量性と耐摩耗性を両立した新材料「サステロイ STN30」の開発に至った経緯を紹介している。

■買い集中でストップ高、材料・資源テーマが物色要因に

 株価は1月28日、前日終値1051円から大きく買い進まれ、取引時間中に値幅上限の1351円まで上昇し一時ストップ高となった。出来高は約592万株、売買代金は約75億円に達し、短期資金の流入が鮮明である。年初来高値1410円を付けた1月中旬以降も値動きは荒く、資源制約や新材料開発を意識したテーマ性が投資家の関心を集めたとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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