ベイカレント・コンサルティングは第3四半期と期末30円の配当を発表

■配当利回りは3.2%

 ベイカレント・コンサルティング<6532>(東マ)は13日、第3四半期と期末30円の配当を発表した。

 17年2月期第3四半期業績は、売上高130億68百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益24億67百万円(同12.5%増)、税引前利益23億68百万円(同47.8%増)、第3四半期利益16億円(同73.7%増)となった。

 同社が属するコンサルティング業界は、金融機関等の情報システム投資やグローバル展開に対応するためなどのIT投資が進み、堅調に推移している。

 しかし、同社では、2016年10月より営業部門を含む内部体制の変更を 行い、高付加価値案件を担当できるコンサルタント数を確保するため、継続的に安定した収益を維持していた案件の受注を制限したが、期待した案件数を確保できなかった。その結果、売上収益、営業利益、税引前利益、当期利益は、通期の業績予想より下回る見込みとなった。そのため、2016年12月9日の「業績予想の修正に関するお知らせ」を発表している。

 17年2月期業績予想は、売上高166億53百万円(前期比5.2%増)、営業利益22億12百万円(同31.2%減)、税引前利益20億83百万円(同19.3%減)、純利益14億27百万円(同8.0%減)を見込んでいる。

 なお、同日に期末配当30円も発表した。

 13日の株価で弾く配当利回りは3.2%となる。高配当といえる。

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