ソラストが介護職向けのフィジカルアセスメント講座を開講

■医療・介護連携に貢献

ソラスト<6197>(東1)は26日、看護職の基本スキルであるフィジカルアセスメント(身体診察技法)を広く介護に携わる人に普及拡大していくため、「介護職向けフィジカルアセスメント講座」を11月1日から開講すると発表した。

 フィジカルアセスメントは、問診・視診・触診・聴診・打診などを通して、実際に患者の身体に触れながら、症状の把握や異常の早期発見を行うスキルである。少子高齢化や医療の高度化・複雑化等により、看護師の専門的判断力、実践力が求められたことから、1990年代後半より看護基礎教育に採り入れられ、現在では看護の分野で基本スキルとなっている。

 ソラストは、今回のフィジカルアセスメント講座の開講によって、医療依存度の高い高齢者の疾病や身体状況を正確に把握し、医療に繋げるスキルを有する介護職員を増やすことで、社内外を問わず地域社会を支える人材の育成に貢献していきたいとしている。

 なお、同講座は、ソラストグループの介護施設に勤務する社員にも順次受講を促し、全国で282ヵ所(17年9月末)の同社介護事業所での介護サービスのクオリティ向上も図っていく予定である。

 同講座の詳細、および申し込み、問い合わせは下記ウェブサイトから
https://solasto-learning.com/products/detail.php?product_id=113

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