ハウスドゥ「ハウス・リースバック」の問い合わせ年々急増、今年度は9000件を突破

◆高齢化社会など背景に資金ニーズ需要が高まり5期連続で増加

 ハウスドゥ<3457>(東1)は9日朝、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」の問い合わせ件数が6月までの1年間(2017年7月1日から18年6月30日まで)で9000件を突破したと発表した。

 ハウス・リースバックは、持ち家という不動産を活用する方法のひとつで、所有する家を、あらかじめ使用する期間を取り決め、同社が買い取り、売却後はリース契約を結び、今までと同様にそのまま賃貸として住み続けることのできるシステム。将来的にその家を再び購入することも可能だ。不動産を活用した当座の資金調達や、相続の資産整理、住宅ローンの負担軽減などのニーズに対応できるサービスとして、2013年10月に事業を開始した。

 以降、問い合わせの件数も年々増え続け、14年度は512件、15年度は1739件、17年度は6907件と年々拡大し、今年、18年度は9000件を突破し、5期連続で増加した。契約件数も18年6月末時点での累計契約件数は985件となった。主に高齢者層の方の資金調達ニーズに応えるサービスとして、年々その需要は増加傾向にあるとしている。

 現在、問い合わせの約65%は60歳以上の個人や事業主となっている。2018年6月に発表された総務省統計局「家計調査年報(2017年)」によると、60代以上の持ち家率は90%以上と、各世代層の中で最も高い傾向にあるが、2017年6月に厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査の概況(2016年)」によると、高齢者世帯の所得は400万前後と低く、今後も不動産を活用した資金需要が見込まれる。

 今後も、ハウスドゥ!グループでは、不動産事業を通じて世の中を安心、便利にすることを目標に「不動産+金融+IT」を活かし、ハウス・リースバックや不動産担保ローン、リバースモーゲージ保証事業とともに、シニア層に向けたサービスの拡充と不動産を活用した資金提供により日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC) 

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