【株式市場】NY休場などで日経平均は小動きを続けるが好業績株などは強い

株式

◆日経平均は2万1691円72銭(10円73銭安)、TOPIXは1589.27ポイント(0.51ポイント安)、出来高概算(東証1部)は連日少な目で4億6162万株

チャート14

 7月5日(金)前場の東京株式市場は、円相場がほぼ前日夕方の水準で始まった上、前夜のNY市場が休場(独立記念日)だったため、日経平均は1円高で始まった。キャッシュレス決済システムに侵入被害が出たセブン&アイ・HD<3382>(東1)は4日発表の四半期決算が好感されて続伸基調となり、5月決算の営業・経常利益の見通しを大幅に増額修正したヤマシタヘルスケアHD<9265>(東1)は一時ストップ高。ただ、日経平均は10時半頃の32円20銭高(2万1734円65銭)を上値に伸びきれず、11時過ぎには54円72銭安(2万1647円73銭)まで軟化し、前引けは10円73銭安となった。

 東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調で安いが、東証2部指数は小高い。

アクリート<4395>(東マ)が一時ストップ高の急伸となり、セブン&アイ・HDのキャッシュレス決済システムの事件を受けてSMSを活用した個人認証機能などが注目され、ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(JQS)は中国企業との業務提携が連日注目されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は連日少な目で4億6162万株、売買代金は7384億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は827銘柄、値下がり銘柄数は1177銘柄となった。(HC)

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