AGCは新型コロナワクチン向けプラスミドDNAの製造を受託

■ワクチンの原料製造を担い、感染拡大の抑止や流行の終息に貢献

 AGC<5201>(東1)のバイオ医薬品CDMO(製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社)事業子会社であるAGC Biologics(米国)は、BioNTech社(Nasdaq上場)から、Pfizer-BioNTech COVID-19ワクチンの原材料であるプラスミドDNAの製造を受託した。同件は、AGC Biologics社のハイデルベルグ工場(ドイツ)での製造を予定している。

 今回AGC Biologics社が受注したプラスミドDNAは、BioNTech社のmRNA型のワクチンの原材料となる。Pfizer-BioNTech COVID-19ワクチンは、日本を含む多くの国で特例承認され、接種が進んでいる。

 AGC Biologicsは、日本・米国・欧州に製造拠点を有し、プロセス開発、スケールアップ、治験段階から商用医薬品原薬の製造に至るまで、様々な高付加価値サービスを提供している。同社の数十年にわたるCDMOの実績、およびグローバルで統一された高水準の品質・サービス力を評価され、新型コロナワクチン向けのプラスミドDNAの製造パートナーとして選定された。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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