【婚活者調査】IBJはエムディーアイと共同意識調査を実施

■父親が積極的に行いたい育児は、「入浴」と「子供と遊ぶ」

婚活サポートコンソーシアムの参加企業であるIBJ<6071>(東2)は、この度、『ルナルナ』を運営するエムティーアイ<9438>と共同で、婚活サポートコンソーシアムの活動の一環として、IBJの婚活サービスを利用中の未婚男女を対象に「結婚後の出産育児に関する意識調査」を実施したと発表した。

<調査概要>
・調査主体:IBJ 、エムティーアイ
・調査期間:6月12日(金)~18日(木)
・調査対象:IBJの婚活サービスを利用の20代~30代の未婚男女を対象に「結婚後 の出産育児に関する意識調査」を行った。
・N値:男性126名、女性354名、合計480名

■どこまでがイクメン?出産・育児に対して男性は楽観的、女性は現実的に捉える傾向あり

・今回の調査では、婚活・妊娠・出産・育児の視点から男女へ意識調査を行った。 そのうち、「育児に自信がある」と回答したのは男性の42.9%。女性の39.0%と比較して3.9ポイント多いという事がわかった。
・育児に自信があると回答した男性のうち、母親の仕事の有無にかかわらず、「育児をほとんど行う母親」を理想としている男性が42.6%いた。
■出産・育児に夢を見る男性、覚悟をする女性。理想の出産・育児スタイルのギャップ

・これに関連して、男女ともに「共働きをしながら育児を父親と分担する母親」を理想とする意見が多いものの、父親が積極的に行いたい育児で人気のあるのは、「入浴」と「子供と遊ぶ」に回答数が集中し、「寝かしつけ」「送り迎え」「食事」「オムツ換え」といった手間や時間のかかりそうなものに関しては回答数が少ないことから、母親がメインで育児をする意識は男女ともに高いようだ。
・結婚から第一子出産までの理想の期間を調べると、女性は30代を境に「1年以内」を選択している人数が急増することからも、出産に対して女性の方が年齢を考慮して現実的かつ若干シビアな視線を持って覚悟をしている傾向があると言える。
・なお、出産時の父親の立会いに関しては、男性の61.9%が希望する一方、女性で希望しているのは34.7%と、27.2ポイントの開きが出ていることから、女性は男性が思っているほど父親の出産への立会いを希望していないようだ。

■イクメンが求められる時代に、出産・育児に対する男女間のギャップを埋める事が成婚へのひとつの道か

男女の92.8%が「育児についての価値観がパートナーと合うか否かは婚活に影響する」と回答しており、さらに女性の97.4%が「育児を積極的に行う男性に魅力を感じる」と回答している。これらのことから、女性は自分の年齢や育児に対しての現実的な視線を持ち不安を感じているからこそ、価値観の合う育児に積極的な男性に魅力を感じていている事が汲み取れる。男性は入浴や子供と遊ぶことだけで育児を分担しているつもりになるのではなく、もう一歩踏み込んで自分が担当したい育児の範囲を広げていく意識を持つ事が成婚への道につながると言える。

■その他

・子供が好きではない、または好きでも嫌いでもないと回答した男女の内、82.0%が「親が孫を楽しみにしている」と回答している。
・子供が好きではない、または好きでも嫌いでもないと回答した男女の内、45.0%が「理想の出産時期を過ぎたら不妊治療を検討する」と回答している。
これらのことから、本人の子供の好き嫌いに関わらず、親からのプレッシャーが要因で、妊活や不妊治療を検討している男女もいると考えられる。

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