コマツが下値圏から出直る、国内向け値上げなど好感される

銘柄フラッシュ

■7月以降2500円台での下値の固さが目立ち買い安心感が

 コマツ<6301>(東1)は12月23日、大きく出直って始まり、取引開始後は2696.0円(66.5円高)まで上げ、出直りを強めている。22日の午後、国内向け製品の平均10%値上げを発表し、買い材料視されている。株価は7月以降、何度も2500円台で下げ止まって高下しており、2500円台での下値の固さが目立っている。

 国内市場向けの建設機械およびフォークリフトの全製品を対象に、2022年1月1日から販売価格を平均10%改定(値上げ)すると発表した。「継続的な鋼材価格および物流費の上昇の影響は、すでに企業努力のみで吸収可能な範囲を超えており、やむを得ずこの度販売価格の改定を実施することとした」(発表リリースより)。2022年1月1日以降の受注分より適用するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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