日立製作所が大きく出直る、最高益決算と中期計画、自社株買いなど好感

日立製作所 6501

■自社株買いの取得株数5000万株は発行株数の5.17%

 日立製作所<6501>(東証プライム)は5月2日、買い気配の後6462円(390円高)で始まり、その後は今年1月以来の6500円台に進んで大きく出直っている。前取引日(4月28日)の15時に3月決算と中期計画、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、買い先行となっている。

 2022年3月期の連結決算(IFRS)は売上収益が前期比17.6%増加して10兆2646億円となり、営業利益は同49.1%増加、親会社株主に帰属する当期利益は最高を更新し同16.3%増加した。EBITAは8508.5億円。中期計画では、到達年度の25年3月期にEBITA1兆2000億円などをめざす。

 自社株買いは、取得株数5000万株(自己株式を除く発行済み株式数の5.17%)、取得総額2000億円を上限に、5月2日から2023年3月31日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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