QDレーザが後場一段高、引き続き「2分で眼の健康をセルフチェックする新デバイス」に期待強い

■第2四半期は赤字だったが株価は底堅く消化済みに

 QDレーザ<6613>(東証グロース)は11月21日の後場、一段と上げ幅を広げ、取引開始後に11%高の746円(75円高)まで上げて今年5月以来、約6ヵ月ぶりに700円台を回復している。15日に「2分で眼の健康をセルフチェックできる新デバイス『MEOCHECK(メオチェック)』を開発」と発表し、引き続き好感買いが継続。11月10日に発表した第2四半期決算(2022年4~6月・累計)は各利益とも赤字だったが株価は底堅く、週明け14日からは上値を追い始めたため、足元の業績動向は消化済みと見られている。

 新デバイス「MEOCHECK(メオチェック)」は、高齢化社会における運転寿命延伸を目指し、自社のレーザ網膜投影技術を応用して開発した。トライアルとして、都内最大手のハイヤー・タクシー会社である日本交通株式会社(東京都千代田区)の従業員向け定期健康診断で眼の健康チェックを実施するという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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