アイリッジが急伸、NTTデータの小口決済インフラを開発支援、注目再燃

■地方銀行の基幹システム共通化を念頭に注目強める投資家も

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は11月24日、急伸して始まり、取引開始後は16%高の831円(117円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに800円台を回復している。祝日前の22日、NTTデータが2022年11月24日より商用化予定の「ことらWebViewサービス」を開発支援し、ファーストユーザーとして地方銀行2行の利用が決定、と発表し、注目が集まっている。このところ、「地銀40行のシステム統合、交渉入りを発表、NTTデータ」(日本経済新聞のニュースWEB11月18日16:03)と伝えられるなど、地方銀行の基幹システム共通化に向けた取組が具体化する動きがあり、地銀のシステム共通化との関連性で注目を強める様子もある。

 発表によると、アイリッジは、地銀や信金・信組に向けたアプリバンキングサービス領域において2015年よりNTTデータと共同開発を行っており、50以上の金融機関アプリへのソリューション提供実績があることから、本サービスにおいても開発支援およびグロースハックのパートナーに選ばれた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る